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MONET、自動運転サービスを東京臨海副都心等の公道で提供開始。

2025/8/1(金)

MONET Technologies社(以下、MONET社)は7月30日、東京臨海副都心(台場・青海・有明エリア)およびその近接地域である江東区豊洲の一部エリアの公道で、自動運転技術を用いた移動サービスを、2025年8月4日から12月19日(予定)まで一般利用者向けに提供すると発表した。

MONETは、2025年1月から約2カ月間、東京臨海副都心の公道で自動運転技術を用いた移動サービスの実証運行を実施した。今回の取り組みでは、2025年8月から東京臨海副都心にくわえて豊洲の一部エリアに運行範囲を拡大して移動サービスを提供する。乗降場所は5カ所から11カ所に拡大し、計110のルートを走行することで、より広いエリアの移動ニーズに応えるとともに、エリア内の回遊性の向上を目指すという。

また、今回提供するサービスは、トヨタ自動車のミニバン「シエナ」をベースにした自動走行車両2台(運転の自動化レベル2※)を使用し、地域の在住者や在勤者、来訪者向けに無料で提供する。自動走行車両の操作を習得した日本交通の乗務員が乗車し、ハンドル・ブレーキの操作が常時可能な態勢で、状況に応じて手動運転に切り替えて走行。利用者は、MONETの特設サイトで乗降場所を指定し、GO社が提供するタクシーアプリ「GO」を通して配車依頼することで、サービスを利用できるという。

なお、MONET社は、今後も自動運転技術を用いた移動サービスの利便性の向上に取り組み、地域が持つ価値を高めながら、持続可能な自動運転サービスの社会実装を推進していくと述べている。

※ アクセル・ブレーキ操作およびハンドル操作の両方が、部分的に自動化された状態。(プレスリリースより)

(出典:MONET Webサイトより)

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