MONETは、2019年2月の事業開始以来、自治体や企業などと連携して、MONETの配車プラットフォームを活用したオンデマンドバスなどの導入や実証実験を全国各地で進めてきた。2021年8月には、こうしたノウハウを基に開発した、オンデマンドバスや医療・行政MaaSなどの各種サービスをワンパッケージで提供可能にする事業者向けのサービスと、ユーザー向けのスマホアプリ「MONET」の提供を開始している。


一方で、オンデマンドバスなどの利用を促進し、MaaSを普及させるためには、ユーザーが慣れ親しんでいるサービスやアプリにデマンド交通の機能を組み込むことも効果的だ。「MONET デマンド交通キット」では、新たに構築するサービスやアプリだけではなく、既存のサービスやアプリにデマンド交通の機能を組み込むことができる。

このため、企業や自治体は、「MONET デマンド交通キット」を活用することで、観光アプリや商業施設のアプリなど、さまざまなサービスへ簡単にデマンド交通の機能を組み込むことが可能だ。これにより、ユーザーは一つのサービス・アプリ内でデマンド交通を予約することができるようになる。

なお、「MONET デマンド交通キット」は、山梨県の市川三郷町が11月1日から実施しているAIオンデマンドバスの実証実験で、先行して活用されている。


(出典：MONET Webサイトより)