タクシーアプリ「GO」、韓国の「Kakao T」との連携開始
2022/8/15(月)
株式会社Mobility Technologies(以下、MoT)が展開するタクシーアプリ「GO」は、カカオモビリティ株式会社が展開するモビリティプラットフォーム「Kakao T」との連携を開始する。8月4日付のプレスリリースで明かした。
「GO」はこれまでにも、Grab Holdings Inc.が展開するスーパーアプリ「Grab」と連携している。これにより、シンガポール、マレーシア、フィリピンの「Grab」ユーザーは、訪日時に日頃から使い慣れたアプリを使用し、日本国内でもタクシーを呼ぶことができるようになった。今回、MoTは、イギリス・シンガポールに拠点を置くモビリティマーケットプレイス、Splyt Technologies Ltd.と協業した。これにより、韓国の「Kakao T」アプリユーザーは、訪日時に日頃から使い慣れたアプリ操作で、「GO」に加盟するタクシーを呼ぶことができるようになる。
また、「Kakao T」のアプリ上で目的地入力を行うため、乗車後に行き先住所のやりとりが不要となる。さらに、アプリ上での決済となるため、車内でのコミュニケーションコストもかからない。
なお、MoTは、今後インバウンド対応の回復が期待される中、「GO」の海外連携を強化する。これにより、国内タクシー事業者への送客を行い、国内タクシー事業の発展に貢献すると述べている。