ジョルダン、新宿駅の案内アプリ実証結果発表　73%が利用したいと回答

2021/6/28(月)

アプリ利用イメージ

ジョルダン株式会社（以下、ジョルダン）は6月23日、新宿駅における「屋内案内誘導アプリ」の実証実験の結果を発表した。73%が屋内案内誘導アプリを利用したいと回答しており、屋内案内誘導アプリに対する潜在的ニーズの高さが明らかになっている。

今回の実証実験は、「新宿駅ナビ歩゜」プロジェクトのもとで令和2年10月27日～12月17日に実施した。「新宿駅ナビ歩゜」プロジェクトは、新宿駅における徒歩や車いす等利用者向けのナビゲーションサービスに関するプロジェクトだ。

ジョルダンは、東京都から「ターミナル駅における屋内測位情報を活用した案内誘導に関する検討業務委託」を受託した。新宿駅を利用する人々がより円滑に移動できる環境を整備するため、民間による屋内案内誘導サービスの実現に取り組んでいる。今回の実証実験では、新宿駅の案内アプリ「新宿えきナビ」と「行き方案内（新宿駅屋内マップ対応版）」を提供した。

実証実験には146名が参加し、アプリの利用に対して一般参加者から97（有効数93）のアンケートを回収している。さらに、指定参加者からは、移動者の属性に応じたより詳細な意見聴取や利用実態の記録を行った。なお、今後は令和3年7月に、実証実験結果を踏まえた改良版の屋内案内誘導アプリを公開する予定だという。