定期券区間を考慮した交通費計算を行うときには、あらかじめ「NAVITIME Tools」の「交通費まとめて検索」のサイト上で、従業員の定期券区間を登録して「定期券区間リスト」を作成しておく。そして、「定期券区間リスト」をアップロードすると、自由項目に設定した社員番号などの社員を識別できる項目で紐づけをし、従業員ごとに、定期券区間を考慮した交通費の検索が可能となる。定期券区間リストは、1度作成して保存しておけば繰り返し利用可能だ。

さらに、今回の対応により、交通費の検索結果をCSVファイルとして出力するだけではなく、「NAVITIME Tools」のサイト上で、結果を確認できるようになる。1つの交通費検索結果に対して、定期券区間を考慮しなかった場合と、考慮した場合の検索結果を比較して確認することも可能だ。

なお、同社は、これからも複雑なシステム設計をしなくても、独自の経路探索技術を取り入れやすいサービス設計をし、バックオフィス業務の効率化やDX推進を支援することで、社会課題の解決や生産性向上に貢献できるよう、取り組んでいくと述べている。