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トンネル内でも測位可能 ナビタイムのカーナビタイム、OBD2に対応

2023/4/21(金)

株式会社ナビタイムジャパン提供のカーナビアプリ「カーナビタイム」は、OBD2(On Board Diagnostics Ver.2、車載式故障診断装置)接続に対応した。4月20日付のプレスリリースで明かしている。これにより、トンネル内などGPSが受信できない場所での正確な自車位置測位が可能となる。

OBD2は、エンジン回転数など車両に関するさまざまなデータを取得できる車両搭載の故障診断装置だ。OBD2アダプターなどの出力機器を使ってBluetoothでスマートフォンと接続して車両情報を取得することで、「トンネル内などのGPS非受信エリアでの自車位置精度向上」、
「エンジン回転数やエンジン負荷率などの車両情報をアプリ画面上でモニタリング可能」などの効果を期待できる。

また、同社は、全長18.2㎞の首都高速道路中央環状線の山手トンネルにおいて、実地調査を行っている。この調査での自社位置精度は約99%だった。

山手トンネル走行動画


さらに、同アプリでは、今回の対応により、エンジン回転数などOBD2から取得できる車両情報を確認できるようになる。表示できるのは、-TACHO:タコメーター(回転速度計)、-ENGINE LOAD:エンジン負荷率、-THROTTLE:スロットル開度、-IN-MF PRESS:吸気マニホールド絶対圧、-WATER TEMP:エンジン水温、-INTAKE AIR:吸気温度の6項目だ。上限値を超えた場合には、赤色の警告アイコンを表示して知らせるという。なお、同機能は、プレミアムプラスコース、および住宅地図プラスコース会員が利用できる。

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