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ナビタイム、EV専用カーナビアプリ「EVカーナビ by NAVITIME」提供開始

2022/8/2(火)

株式会社ナビタイムジャパンは、EV専用カーナビアプリ「EVカーナビ by NAVITIME」を提供開始する。7月27日付のプレスリリースで明かした。

EVの新車販売比率は、2022年6月には過去最高の2.0%となった※1。一方で、EV保有者の約5割が「充電の時間」「航続距離」に不安があるという調査結果もある※2。

※1 一般社団法人日本自動車販売協会連合会「燃料別販売台数(乗用車)」より
※2 一般社団法人日本自動車工業会「2021年度 乗用車市場動向調査」より

同アプリは、カーナビの基本機能に加えて、一般的にガソリン車と比べて航続距離が短く、充電時間を要するEVの走行をサポートする機能を搭載している。具体的には、「航続距離予測」、「経路充電を考慮したルート提案」、「EV充電スタンド検索」、「充電スポット表示」「CO2排出量削減可視化」などだ。

「航続距離予測」では、どの辺りでバッテリー残量が少なくなってくるかを、視覚的にもわかりやすく表示する。出発時のバッテリー残量は手動で設定できるため、より実際の状況にあったルートを検索可能だ。バッテリー残量が少なくなってくる辺りのルート沿いのEV充電スタンドもアイコンで表示し、経由地に設定できる。

「経路充電を考慮したルート提案」は、ルート検索結果にて「充電場所を自動で追加」をオンにすることで使用できる。バッテリー残量が少なくなる地点付近のEV充電スタンドを、自動で経由地として組み込んだルートが検索可能だ。出発時のバッテリー残量が少ない場合は、高速道路に乗る前に充電できるように、現在地付近のEV充電スタンドを経由地に組み込む。

「EV充電スタンド検索」では、「急速充電/普通充電」、「ディーラーの種類」、「事前連絡の要/不要」、「充電の有料/無料」「24時間営業」での絞り込み検索が可能だ。「充電スポット表示」では、ルート上にあるEV充電スタンドをアイコンで地図上に表示する、画面下部には充電器の種類や台数、充電方法などが表示され、「追加」ボタンをワンタップで経由地に追加できる。

「CO2排出量削減可視化」では、同アプリを使って走行した距離を、ガソリン車で移動した場合に出るCO2排出量を計算する。EVに乗ることで、どのくらいCO2排出量を削減できているのかを可視化して、いつでも見られるようにしている。

なお、同アプリのダウンロードは無料で、2022年8月31日まで、すべての機能を無料で使うことができる。その後は、ナビゲーションやVICS渋滞情報などの機能は、有料で提供予定だ。

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