ナビタイム、JR中央線や並行する他路線の駅間を結ぶバス路線図提供開始
2022/11/10(木)
株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイムジャパン)は、「NAVITIME forスゴ得」アプリにて、JR中央線を中心に、並行する他路線の駅間を結ぶバスの路線図を提供開始する。10月27日付のプレスリリースで明かした。
JR中央線の沿線は、複数の電車路線が東西に並行している。そのため、同エリアでのバス利用は、南北方向を結ぶ移動手段として便利だ。同サービスは、並行する電車路線間の駅と駅を結ぶ路線を可視化し、バス路線図として提供する。さらに、1日の運行本数が少ないものは省くなど、視認性と実用性も考慮している。
「スゴ得コンテンツ」は、株式会社NTTドコモの提供するAndroid OS向けアプリだ。同サービスは、「トータルナビ」でバスルートを選択した場合や、JR中央線(東京-塩尻間)を含むルート検索をした場合に、結果一覧画面と鉄道運行情報画面で表示される。
複数の電車路線が並行するエリアでは、電車遅延時や運休時の迂回ルートとして、バス利用が便利なケースがある。同サービスは、そのような時に、エリア全体の駅間を結ぶバスを路線図上で直感的に把握できるようにし、迂回ルートを探せるように開発された。
また、ナビタイムジャパンは、同サービスについて、直線距離では近いが、電車を使った移動では遠回りになってしまうケースにおいても、新しい移動ルートの発見につながればと思っているという。
さらに、ナビタイムジャパンは、日本全国の路線バスに100%対応している。同サービスは、そのバス停データとバスルートの検索ログを分析し、よく検索されているバス停の組み合わせから、ユーザーニーズの高いJR中央線沿線の駅間を結ぶバス路線図を作成している。
なお、同社は、今後対象エリアの拡大や、ルート検索や時刻表との連動などの機能拡充も検討すると述べている。