NECとサミットエナジー、電力の需給調整市場へ参入 再エネ導入に貢献
2024/1/24(水)
サミットエナジー株式会社(以下、サミットエナジー)と、日本電気株式会社(以下、NEC)は1月22日、協業し電力の需給調整市場への参入を発表した。
今回の協業による市場への供出量は、サミットエナジーが保有するサミット美浜パワーの17MW級ガスタービン2基、15MW級蒸気タービン1基を活用して発電した電力のうち、最大7.5MWとなる。なお、サミットエナジーは、今後、需給調整市場を介した調整力の提供や高度な予測技術の活用等を通じて、電力供給システムの安定性向上に寄与していく。また、こうした電力供給の安定性向上の取り組みと、従来より取り組んできた再エネ供給のさらなる増加を通じ、地球環境への負荷軽減にも貢献していくという。
一方、NECは、今まで培ってきたノウハウを生かして、再エネ主力電源化に向けて課題となる電力需給の安定化に対して、「予測」「計画」「リアルタイム制御」などの技術で寄与していく。そして、Green Transformationの領域において、エネルギー、環境などのデータを活用し、データマネジメントによる環境価値を創出していくことで、日本の再エネ普及に貢献していくと述べている。
(出典:NEC Webサイトより)