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NEC、モビリティに適したAIによるマルチパス通信の最適化技術開発

2025/6/11(水)

開発した技術のコンセプト

NECは6月9日、コネクテッドカーや鉄道、ドローンなどの移動体に安定した通信を提供する、モビリティに適したAIによるマルチパス通信の最適化技術開発を発表した。

同技術の特長は、「高品質と高効率を両立するリアルタイムな経路選択」、「マルチアプリケーション、マルチパス通信に対応した通信制御」、「場所・時間・移動状況の膨大な組み合わせにおける最適解導出」だ。移動や輻輳によって時系列的に大きく変動する帯域を高精度に予測し、複数の車外通信を融合して車の通信要件(特性、優先度)に応じて最適に再分配する。これにより、限られた帯域でも多様なサービスを効率的に収容しつつ、通信品質を確保することができるという。

なお、NECは、同技術を用いたソリューションの開発を進め、2025年度内に実用化することを目指すと述べている。さらに、6月11日~6月13日に幕張メッセで開催されるインターネットテクノロジーのイベント「Interop Tokyo 2025」で展示するとのことだ。

今回開発した技術の構成

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