自動運転道などデジタルライフライン8件採択、NEDO予算53億円
2025/9/30(火)
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、自動運転支援の道路やドローン航路など4領域の技術開発「デジタルライフライン整備事業」で8件を採択したと9月29日、発表した。経済産業省が進める「デジタルライフライン全国総合整備計画」に伴う事業。2025年度は委託・助成に53億円の予算を計上し、2024年度に得た成果の横展開を図る。関連してデータ連携の「ウラノス・エコシステム」の技術も同時に開発する。
今回の整備事業のうち、「自動運転サービス支援道の開発」では、ティアフォーが一般道、NECが高速道路の分野でそれぞれ採択された。ティアフォーは自動運転車と路側インフラによる1対N型運用の設計を、NECは自動運転の実装に関して事業者間の共有が求められるデータの詳細や課題の検証を行う。4領域で採択された企業は、NEDOや、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のデジタルアーキテクチャ・デザインセンターと連携して研究開発を進める。
- ティアフォーの研究開発概要
- 採択された8件と事業者の一覧