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日本工営やマクニカら、自動運転EVバスを活用した実証実験実施

2023/2/16(木)

日本工営株式会社(以下、日本工営)らは、自動運転EVバスを活用した実証実験を茨城県常陸太田市(以下、常陸太田市)で実施する。2月15日付のプレスリリースで明かした。

同実証では、日本工営と株式会社マクニカ(以下、マクニカ)が共同で、将来的な常陸太田市中心市街地への自動運転EVバス導入を見据え、同地区における自動運転EVバスの活用可能性について検証する。

また、同実証では、芙蓉総合リース株式会社(以下、芙蓉リース)、および芙蓉オートリース株式会社(以下、芙蓉オートリース)から提供されたNAVYA社製自動運転EVバス「ARMA(アルマ)」を常陸太田市中心市街地で運行する。同時に、常陸太田市役所内に設置するディスプレイで遠隔監視を試行的に行う。実証期間は、2月17日~23日の予定だ。

さらに、同実証では、車両の走行データをマクニカ製遠隔監視システム「マクニカモビリティデータプラットフォーム」に連携させる。これにより、自動運転EVバスの走行情報をリアルタイムに離れた場所で確認することが可能になる。

同プラットフォームは、車両に取り付けられたセンサー(GPS、カメラ等)と車両のCAN情報(車速、回転数、ステアリング舵角等)を収集し、高品質な伝送方式を用いてクラウドへデータを保存する。これにより、監視者1人が遠隔からクラウドにアクセスし、リアルタイムで複数車両のモビリティの状況確認ができる。ほかにも、蓄積されたデータから過去の状況確認、データ分析、AI活用にも応用可能だ。遠隔監視システムの活用により、社会課題の働き手不足の解消を目指すという。



(出典:日本工営 Webサイトより)

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