日産、第三世代e-POWERなど今後のEV・PHEV新型車投入を発表
2025/2/18(火)
日産自動車株式会社(以下、日産)は2月13日、同社が取り組むターンアラウンドの主要な取り組みと2026年度に目指す姿について発表した。この中で、同社は、第三世代e-POWERなど、EVやPHEVについても触れている。
今回の発表によると、第三世代e-POWERは、初代e-POWER比で燃費は20%向上し、コストは20%削減、特に高速走行時の燃費については、第二世代e-POWER比で15%改善しているという。さらに、同社は、2025年度から2026年度にかけてPHEVを搭載した新型車を投入するほか、新型の軽自動車や大型ミニバンを投入する。また、次世代の日産リーフや新型コンパクトEVにくわえ、中国市場では新型の新エネルギー車(NEV)を投入し、EVラインアップを強化するとのことだ。
一方、インテリジェントコックピットや運転支援技術については、今後数年でドアツードアの自動運転技術を導入し、2027年度には日本でドライバーレスモビリティサービスの事業化を目指す。なお、同社は、新型車の投入、市場の拡大、戦略的な取り組みの組み合わせにより、2025年度から2026年度にかけて、商品の刷新や新しいセグメントへの参入を通じて販売台数を増加させていくと述べている。
■日産 CEO 内田誠氏のコメント
日産はターンアラウンドの取り組みに集中し、4000億円のコスト削減に取り組んでいます。そして、お客さまの多様なニーズに応える競争力の高い商品を通じて販売を伸ばし、より効率的なコスト構造を実現していきます。私たちは効率性と成長を軸として、迅速にターンアラウンドの取り組みを進めていきます
(出典:日産 Webサイトより)