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日産、北米充電規格を2025年から採用することでテスラと合意

2023/7/26(水)

日産自動車株式会社(以下、日産)は7月19日、米国ユーザーに幅広いEVの充電方法を提供するため、2025年から北米充電規格(North American Charging Standard:NACS)を採用することでテスラ社と合意したと発表。これにより、日産は、NACSへの対応を発表した初の日本自動車メーカーとなった。

日産は、2024年以降に販売される「アリア」にNACS充電アダプターを提供する予定だ。「アリア」には、急速充電にCCS1規格(Combined Charging System 1)を採用しているが、同アダプターを使用することで、NACSのプラグにも接続できるようになる。

また、同社は、2025年以降、米国およびカナダ市場向けに生産されるEVにNACS用充電ポートの搭載を開始する。これにより、テスラの急速充電ネットワークであるスーパーチャージャーでの充電がより簡単で便利なものとなる見込みだ。

なお、日産は、「Nissan Ambition 2030」で、2030年までに米国でのEV販売比率を40%以上とし、さらなる電動化を目指している。この計画には、2025年後半からミシシッピ州キャントン工場で生産される新型のEV2台が含まれている。

■アメリカズマネジメントコミッティ議長 ジェレミーパパン氏のコメント
NACSの採用は、長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」で推進する電動化の取り組みの一環で、電動モビリティをより身近なものにするという日産のコミットメントを明確に示しています。日産のEVユーザーは、利用可能な急速充電器が数千台以上増えることで充電の利便性が高まり、より安心して長距離ドライブを楽しむことができます。

(出典:日産 Webサイトより)

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