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日産ら3社、EVの再生バッテリーを利用したポータブル電源発売へ

2023/9/4(月)

日産自動車株式会社(以下、日産)らは8月31日、EV「日産リーフ」の再生バッテリーを利用し、3社で共同開発したポータブル電源の発売を発表した。日産、株式会社JVCケンウッド(以下、JVCケンウッド)、フォーアールエナジー株式会社の3社で実施するという。

「リーフ」の車載バッテリーは、使用された後でも高い残存性能と安全性を持っており、再利用においても安心して使える仕様を実現しているという。日産は、今回の商品を「ポータブルバッテリー from LEAF」として、9月1日より全国の日産自動車の販売店舗で発売する。一方、JVCケンウッドは、同様の製品を、今年中に公式オンラインストア「JVCケンウッドストア」を皮切りに発売する予定だ。また、同製品は、「リーフ」の中古バッテリーを再利用することで、製造時のCO2発生を抑える。これにより、持続可能な脱炭素社会の実現に貢献する。

さらに、同製品は、暑さや寒さに強いため、-20℃~60℃の環境において車内での使用や保管が可能だ。自己放電が少なく長期保管が可能なため、災害時等の非常時用電源としても活用できる。くわえて、約2000回の繰り返し充電が可能なため、長い期間にわたり使用可能だ。なお、3社は、EVの再生バッテリーを活用し、脱炭素社会・サステナブルな社会の実現に向け、今後も取り組んでいくと述べている。


(出典:日産 Webサイトより)

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