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日産ら5社、福島県浪江町でオンデマンド配車の実証実験第2フェイズ実施

2021/12/24(金)

日産自動車株式会社(以下、日産)、イオン東北株式会社、日本郵便株式会社東北支社、株式会社長大、株式会社ゼンリンの5社は、貨客混載の実証実験を開始する。12月21日付のプレスリリースで明かした。
同実証実験は、2022年1月7日から同年2月4日までの約1カ月間、福島県浪江町(以下、浪江町)にて実施する。オンデマンド配車サービスと人とモノの移動ニーズをマッチングさせ、人流と物流の効率化を検証する。

日産自動車を含めた全国8企業は、2020年2月に浪江町、双葉町、南相馬市の3自治体と「福島県浜通り地域における新しいモビリティを活用したまちづくり連携協定」を締結した。2021年11月には、オンデマンド配車サービスの実証実験「なみえスマートモビリティ」を実施している。同実証実験は、「なみえスマートモビリティ」実証実験の第2フェイズとなるものだ。

具体的には、配車サービスの対象エリアを町中心部から、避難解除区域を含む浪江町全域に拡大。さらに、買い物支援サービスによる荷物配達を組み合わせた貨客混載の実証実験も実施する。なお、日産は、2020年度の実証結果を踏まえ、移動サービスの利便性向上、および、商品点数を大幅に拡大することで、地方部における暮らしやすいまちづくりに貢献すると述べている。

(出典:日産 Webサイトより)

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