杉並区は、今後の高齢化の進展等を見据え、誰もが気軽で快適に移動できる地域社会の実現に向けた取り組みを進めている。また、杉並区は現在策定作業を進めている地域公共交通計画の中で、MaaS等新モビリティサービスの導入を検討しており、2021年度は、区立(仮称)荻外荘公園の周辺でグリーンスローモビリティと次世代型電動いすの試乗会を実施した。

同実証運行は、株式会社建設技術研究所、関東バス株式会社、NTT東日本の3社で、11月3日～11月13日に実施する。さらに、スマートフォンアプリを活用したMaaSの実証実験も行う予定だ。

なお、3社は、連携してグリーンスローモビリティやMaaSの実証運行の企画立案、準備を行うとともに、モビリティサービスの社会的受容性や事業性等の調査・検証などを行うという。