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大林組、グリーン水素の製造・輸送・利活用に関する実証事業開始

2024/1/12(金)

実証イメージ

株式会社大林組(以下、大林組)は1月9日、ニュージーランド(以下、NZ)およびフィジー共和国(以下、フィジー)におけるグリーン水素の製造・輸送・利活用に関する実証事業開始を発表した。

同事業は、環境省が公募した「令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(二国間クレジット制度資金支援事業のうち水素製造・利活用第三国連携事業)」として採択されたものだ。NZの大林グループHalcyon Power Limited(以下、ハルシオンパワー)、およびフィジーのエネルギー供給事業者Fiji Gas Pte Limited(以下、フィジーガス)と共同で実施する。

具体的な内容としては、ハルシオンパワーがNZのタウポに保有する水素製造プラントで地熱発電由来の電気によりグリーン水素を製造。その水素をオークランド港からフィジーのラウトカ港まで海上輸送する。そして、その水素を使い、フィジーガスのLPG貯蔵施設に据え付けられた水素とディーゼルの混焼発電機で発電し、同施設内電力として利活用する。

なお、大林組は、国内外でのグリーン水素のサプライチェーン構築を推進することで、社会的課題であるカーボンニュートラル社会の実現に貢献していくと述べている。

(出典:大林組 Webサイトより)

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