小田急電鉄、EMotのストアにて西武鉄道のデジタルチケット販売開始
2022/9/15(木)
小田急電鉄株式会社(以下、小田急電鉄)は、9月15日から順次、デジタルチケット販売サイト「EMotオンラインチケット」の対象チケットを拡大し、西武鉄道株式会社のデジタルチケットを販売開始する。9月12日付のプレスリリースで明かした。
同社が9月15日から発売するのは、西武線発駅から西武秩父駅までの割引往復乗車券と「秩父フリーきっぷ(デジタル)」だ。「秩父フリーきっぷ(デジタル)」は、芦ヶ久保駅から西武秩父駅間と秩父鉄道(野上・長瀞<ながとろ>から三峰口駅間)が2日間乗り降り自由であり、周辺の施設や店舗で割引優待を受けられる。また、同社は、「ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)」を10月中旬に発売する。同チケットは、北欧の雰囲気とムーミンの物語を追体験できる施設と公共交通機関の乗車券がセットになっている。
これらのチケットは、いずれも、従来、駅窓口等にて発売してきたチケットをデジタル化したものだ。いつでもどこでもスマートフォンから購入することが可能であり、外出前の準備の負担が軽減する。また、同日から西武鉄道の一部の駅では専用端末によるQRコードを利用した改札認証を実施する。
なお、同社は、今後も、さまざまな交通機関と連携して小田急沿線に留まらない周遊を促進するデジタルチケットの取り扱いを増やす。そして、外出がより楽しくなる観光型MaaSを推進していくと述べている。