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小田急電鉄、箱根で観光型MaaS開始 サブスクサービスも対応予定

2021/9/24(金)

小田急箱根ホールディングス株式会社(以下、小田急箱根HD)は、箱根での新しい旅行体験の提供を目指し、観光型MaaSを本格的に開始する。小田急電鉄株式会社が、9月22日付のプレスリリースで明かした。

小田急箱根HDは、2021年10月1日から観光情報サイト「箱根ナビ」を箱根観光プラットフォームへリニューアルする。「箱根ナビ」には、デジタル箱根フリーパスを含めた全13種類のデジタルチケットが順次登場。これら全てのチケットは、ブラウザ上で購入可能だ。

登場予定のチケットの中には、目的地で選べる「大涌谷きっぷ」、「芦ノ湖きっぷ」が含まれている。さらに、車で訪れるユーザーをメインとした「箱根のりものパスLite」も掲載予定だ。

11月には、箱根湯本駅から芦ノ湖を結ぶ座席定員制バス「芦ノ湖ライナー」座席券を発売する。12月からは、サブスクリプションサービス「箱根遊び放題チケット(はこチケ)」の発売も予定。はこチケを使うことで、箱根エリアの観光施設や温浴施設など全22施設が有効期間中に何度でも利用可能だ。

また、2022年3月には多言語版「箱根ナビ」をリニューアルする。インバウンド需要の回復を見据えた受け入れ環境の整備を行う予定だ。将来的には観光型MaaSの機能を拡充し、宿泊施設や観光スポットと連携した予約や決済の一元化などを推進するという。なお、小田急箱根グループは、シームレスな移動を実現し、非接触により安心で魅力的な箱根観光の提供を目指すと述べている。

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