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OKIクロステックら、サブスクモデルによる太陽光発電サービス提供へ

2022/8/19(金)

OKIクロステック株式会社(以下、OXT)は、沖電気工業株式会社とオンサイトPPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)モデルでの電力提供サービス実施に関して合意した。8月18日付のプレスリリースで明かしている。

オンサイトPPAモデルは、ユーザーの施設にOXTが太陽光発電設備を設置し、同設備から発電される電力をユーザーに供給するサービスだ。ユーザーは消費する電力量に応じ、サービス料金を支払うのみで、設備における初期投資や設備の維持・管理コストを削減しながら、太陽光発電設備を導入することができる。

OXTは今回、OKI本庄工場(埼玉県本庄市)H1棟の屋根上約4000m2へ太陽光発電システムを設置する。同システムの発電設備能力は491kW、年間発電量は約46万8000kWhで、年間のCO2排出量は約214tの削減となる見込みだ。2023年春にサービス開始を予定している。

OXTには、BAS/BEMS※やネットワークシステムを強みとする電気工事、電気通信工事の実績があり、構築・施工から全国を範囲とした運用・保守まで一貫して実行できる体制も整えている。これらの強みを生かし、再生可能エネルギーシステム市場に、効率的かつ最適なソリューションを提供する予定だ。

※ BAS:ビル管理システム(Building Automation System)、BEMS:エネルギー消費量をモニタリングする機能(Building Energy Management System)

同社は、今後はさらにOKIグループ内施設へのオンサイトPPAモデルの導入を推進し、OKIグループの脱炭素への取り組みに貢献するという。また、余剰電力活用のための蓄電池導入や自己託送を活用して、再エネをグループ内で効率的に融通し合う仕組みなどを検証する。そして、これらから得られる知見やノウハウを生かしてユーザーへの事業展開を行っていく予定だ。

なお、同社は、エネルギー事業における省エネ・創エネ・蓄エネソリューションを通じて、社会インフラを支え、人々のより安全で便利な生活を実現し、社会とともに持続的な成長を目指すと述べている。

(出典:沖電気工業株式会社 Webサイトより)

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