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地図アプリ「マピオン」がリニューアル 日常利用を想定し機能追加

2020/12/1(火)

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メジャーアップデートした「地図マピオン」アプリのイメージ

凸版印刷株式会社のグループ会社である株式会社ONE COMPATH(以下、ワン・コンパス)が運営する地図アプリ「マピオン」が、6年ぶりにメジャーアップデートを行なった。
リニューアルにより追加された機能は、以下の3つだ。

(1)街を知る楽しさを体験できる「境界線マップ」「えきのなまえマップ」
都道府県から町丁目単位まで境界線が見やすい「境界線マップ」と、幼児教育を主な目的としたひらがなだけで表示される「えきのなまえマップ」を追加し、標準地図から簡単に切り替えられるようにした。

「境界線マップ」は、都道府県から町丁目まで境界線を分かりやすく表示するだけでなく、1つのエリアをタップすると該当箇所にハイライトがあたるため、全国に存在する飛び地(地理的に分離している土地)も表示できる。

「えきのなまえマップ」は、幼児教育を主な目的として今年1月にワン・コンパスの実験サイト「マピオンテックラボ」で公開を開始。反響が大きかったことを受け、境界線マップ同様に切り替え可能な地図として追加した。

(2)最寄り駅、マップコード、海抜などを常時表示
地図中心部の最寄り駅やマップコード、海抜情報を、アプリを起動した瞬間から常に表示されるように改良。ファーストビューから最寄り駅が分かり、近くの駅を探す必要がなくなった。

マップコードは緯度経度を数値化したコードで、主にカーナビの目的地設定に利用可能。施設名や電話番号の登録がない場所でもマップコードがあれば目的地に設定することができる。

海抜情報の表示はマピオンの人気機能とのことで、今回、最寄り駅やマップコードと並んで表示するようにした。自宅や会社、現在地など調べたい箇所を表示するだけで海抜が分かり、特に災害時や引越しの検討などに役立てられる。

(3)「コンビニ」「ラーメン」「駐車場」など11カテゴリの場所情報を簡単表示
コンビニやラーメン店、駐車場など、日常生活で利用する施設を、11カテゴリに分類して検索バーに固定表示し、タップするだけで周辺情報を把握できるように改良。初期表示の11カテゴリは、「コンビニ」「コーヒー」「ラーメン」「トイレ」「銀行・ATM」「薬局」「スーパー」「公園」「バス停」「ガソリン」「駐車場」。「もっと見る」をタップすると、「100円ショップ」「EV充電スタンド」「山」など、週末のおでかけや特定の目的に合わせて活用機会のある約30種類のカテゴリが閲覧可能だ。

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