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OpenStreet、電動サイクルのシェアサービス提供開始へ

2024/1/25(木)

OpenStreet株式会社(以下、OpenStreet)は1月24日、シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」で、電動サイクルのシェアリングサービスを1月30日より開始すると発表した。

「電動サイクル」は、2023年7月1日に改正道路交通法が施行された、「特定小型原動機付自転車」(以下、「特定小型原付」)に分類される。2輪座り乗りタイプの「特定小型原付」のシェアリングサービスは、国内初となる。OpenStreetは、新車両区分に適合した車両のシェアリングサービスの開発をglafit株式会社と共同で進めてきた。

「電動サイクル」の特長は、フル電動でペダルを漕がず自転車のように座って走行できることだ。ハンドル右手のスロットルを回すだけで運転することができ、自転車のようにペダルを漕ぐ必要がない。このため、自転車に近い走行感で、段差がある場面でも姿勢を崩すことなく安定した姿勢で走行可能だ。さらに、現在「HELLO CYCLING」で利用できる電動アシスト自転車のサイズ(26インチ)より小型の車両(14インチ)となっている。

また、OpenStreetは、「電動サイクル」を千葉市やさいたま市などの首都圏を中心に開始当初より200台前後投入する。さらに、今後は提供地域を拡大しながら、2024年におよそ3000台を投入予定だ。

なお、「電動サイクル」は、「千葉市特定小型原動機付自転車シェアサービス実証実験」に採択されている。ほかにも、同社は、さいたま市と締結している「さいたま市シェア型マルチモビリティ等の実証実験」の協定の中で取り組みを実施する。

さらに、今後も安全に利用できるマルチモビリティのシェアリングサービスの提供を通じて、移動の利便性向上や暮らしやすいまちづくりの促進を目指すと述べている。

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