日本郵便ら、最大500局でリアルタイムルート再計算を試行導入
2021/5/13(木)
株式会社オプティマインド(以下、オプティマインド)は5月12日、日本郵便株式会社(以下、日本郵便)、ならびにCBcloud株式会社(以下、CBcloud)と配達状況に応じたリアルタイムルート再計算の施行規模を拡大し、2022年3月末までに全国最大500局に導入すると発表した。
コロナウィルス流行に伴いEC市場での購買が増加し、以前にも増して配達業務の効率化の必要性が高まっている。3社は、2020年6月15日より配達状況に応じたリアルタイムルート再計算の大規模試行導入に取り組んできた。
オプティマインドは、「Loogia」というルート再計算機能、および音声ナビゲーション機能を、APIとして提供している。これにより、配送先の訪問順・経路のルーティング機能、配送中の状況変化に対応が可能だ。さらに、CBcloudが提供している「SmaRyu Post」と連携しており、宅配シーンにおいて必要な一連の機能の提供、初心者のドライバーや担当者でも滞りなく業務を行えるよう仕組みづくりに貢献している。
なおオプティマインドは、コロナ禍においても日本郵便とCBcloudと3社で連携し、配達業務の効率化に向けたさらなる成果を目指し共創に取り組むという。また、今後も宅配事業のみならずラストワンマイル配送事業の課題を横断的に解決できるようサービスを提供すると述べている。