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Osaka Metroら4社、生成AIを活用した社会実験実施へ

2025/1/9(木)

大阪市高速電気軌道株式会社(以下、Osaka Metro)、NTT西日本グループ、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)、ugo(ユーゴー)株式会社(以下、ugo)は1月8日、複数の生成AIを活用した社会実験実施を発表した。

同実験の目的は、2025年大阪・関西万博に向けて国内観光客はもちろん訪日外国人観光客のさらなる増加が予想される中、多言語による質問への迅速な対応を考慮したサービス提供への対応強化を模索することだ。

具体的な取り組み内容としては、Osaka Metro御堂筋線梅田駅構内のポップアップ型販売店舗「Metro Opus梅田店」に案内ロボット「ugo」を配置。NTT西日本グループとNTT Comが連携して提供する「tsuzumi」をはじめとした複数の生成AIを活用し、「ugo」がさまざまな言語で利用者と対話できるかを実験する。また、多くの人が利用する駅環境下で、「ugo」が案内ロボットとして適切な役割を果たせるかどうかを検証するという。実験期間は、1月15日~3月15日の予定だ。

なお、NTT西日本グループ、NTT Com、およびugoは、ロボットと生成AIを組み合わせて人手不足の解決に貢献するソリューション開発を目指す。一方、Osaka Metroは、「ugo」の配置による利用者の反応や行動変容を調査し、将来の人手不足の解消と、より質の高いサービス提供の両立の実現を目指すと述べている。

(出典:Osaka Metro Webサイトより)

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