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パナソニック子会社、冷凍冷蔵対応の受け取りロッカーを受注販売【業界初】

2021/1/14(木)

パナソニック プレスリリースより

パナソニック プレスリリースより

パナソニック産機システムズ株式会社は、流通小売業や飲食店、不動産デベロッパーなどに向けて、業界で初めて※1冷凍温度帯にも対応した「受け取り用冷凍・冷蔵ロッカー」の受注販売を1月12日から開始した。
※1 国内、屋外冷凍ロッカー、屋内冷凍ロッカーにおいて(2021年1月12日、パナソニック産機システムズ調べ)
昨今、冷蔵品・冷凍品の宅配需要や飲食店の持ち帰り需要が高まっている。今回発売する「受け取り用冷凍・冷蔵ロッカー」は、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯に対応し、これまでの一般的な受け取り用ロッカーでは利用できなかった要冷凍・要冷蔵の食品にも利用できる。冷蔵ロッカーユニットは庫内温度2~23℃、冷凍ロッカーユニットは庫内温度-25~-15℃の幅広い温度帯での設定が可能。ただし、設置環境により性能に影響を受ける場合があるとのことだ。

また、製品は制御ユニットとロッカーユニットで構成されている。制御ユニット1台に対し、ロッカーユニットは最小1台から最大20台まで連結ができ、屋外※2を含むさまざまなシチュエーションに応じた冷凍・冷蔵・常温の組み合わせが可能。
※2 直射日光が当たる場所にはひさしなどの設置を推奨している。屋外用制御ユニットは3月発売予定。

さらに、専用のクラウドサービスによる遠隔監視※3でロッカーの利用状況(空き状況や利用頻度など)や機器の状態(温度異常や扉開閉異常など)を遠隔監視することができ、状況に応じて解錠などの遠隔制御も可能。また、入出庫や庫内温度の履歴なども確認できる。
※3 ロッカーの利用にはクラウドサービスへの加入が必要。

この製品を通じて、利用者(受け取る側)は買い物時間の削減や利便性の向上、そして都合のよい時間帯での受け取り、冷凍・冷蔵品の受け取り、非対面での受け取りを実現できる。

また、店舗(届ける側)は営業時間外の商品引き渡し、店頭での非対面引き渡し、利用者の不在による再配達の削減や配送の効率化ができる。さらに、ECサイトの利用促進の効果も期待されている。

パナソニック産機システムズは今後も、冷凍・冷蔵設備をはじめとする機器やサービスの提供を通じて、幅広い業界へ貢献していく考えだ。

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