今回の人事異動では、執行役員の中では、楠見雄規氏、松岡陽子氏、隅田和代氏、玉置肇氏、臼井重雄氏が、業務担当を変更している。楠見雄規氏は、これまで社長執行役員、グループ・チーフ・エグゼクティブ・オフィサー(グループCEO)、グループ・チーフ・ストラテジー・オフィサー(グループCSO)を担当していた。今回の人事異動により、社長執行役員、グループ・チーフ・エグゼクティブ・オフィサー(グループCEO)の担当となる。

松岡陽子氏は、新設される次世代事業推進本部の本部長に就任した。同氏は、これまでくらしソリューション事業本部長、コーポレートイノベーション・ベンチャー戦略を担当していた。次世代事業推進本部新設により、コーポレートイノベーション・ベンチャー戦略担当の役割は、次世代事業推進本部長の役割に包含される。

隅田和代氏は、執行役員、グループ・チーフ・ストラテジー・オフィサー(グループCSO) 兼 経営企画グループ長を担当する。同氏は、これまで、パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社 取締役 執行役員、チーフ・ストラテジー・オフィサー(CSO)、チーフ・インフォメーション・オフィサー(CIO)、ブランド戦略担当を行っていた。

玉置肇氏は、新しくサイバーセキュリティを担当する。これまでにも担当していた執行役員、グループ・チーフ・インフォメーション・オフィサー(グループCIO)、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 社長についても、引き続き兼任する。

臼井重雄氏は、これまでパナソニックHD以外の事業会社における業務として、パナソニック株式会社(以下、パナソニック)執行役員、カスタマーエクスペリエンス担当 兼 デザイン本部長を担っていた。今回の人事異動では、パナソニック執行役員 チーフ・カスタマーエクスペリエンス・オフィサー(CCXO)、デザイン担当、ブランド・コミュニケーション担当を兼任する。さらに、同氏は、執行役員とデザイン担当も兼任している。

また、今回新設する次世代事業推進本部は、ソリューションプロバイダーとしての価値提供を実現するための活動を推進する組織だ。「社会ニーズと最先端の技術トレンドを踏まえた将来の事業戦略の構築と実行」と、「技術に裏付けられたユーザーファーストのサービス・製品を提供する高収益事業の創出」を図る。ほかにも、「顧客価値を高め、パナソニックグループ内外から顧客に価値を提供するためのプラットフォームの構築」や、「パナソニックグループ各社の製品・サービスの革新へ向けた人材・組織能力強化の支援」も担当する予定だ。一方、「くらしソリューション事業本部」は、新体制に伴い、「次世代事業推進本部」に機能を集約し、発展的に解消するという。

(出典：パナソニック Webサイトより)