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パナソニック サイクルテックら12社、安全運転と見守りの支援実証実施

2022/3/23(水)

路車間通信
飛び出し検知

パナソニック サイクルテック株式会社と関西電力送配電株式会社(以下、関西送配電)を含む12社は共同で、2022年4月18日から22日の期間内に、兵庫県三田市(以下、三田市)において、安全運転支援実証および見守り支援実証を実施する。3月18日付のプレスリリースで明かした。

安全運転支援実証では、バスが死角により歩行者等の動向が確認しづらい交差点を走行する際の安全運転支援の有効性を確認する。電柱を活用した路車間通信、および自転車との車車間通信による有効性を実証する予定だ。具体的には、交差点周辺の電柱や自転車に設置した情報通信機器が、死角からの歩行者や自転車の速度や位置などの情報を検出する。事故の危険性がある場合に、バスの運転者等に注意喚起することで、安全運転を支援する。

また、見守り支援実証については、電柱に設置したBluetooth受信機にて歩行者や自転車ユーザーの見守りや運動促進を図る。具体的には、Bluetooth端末が搭載されたシューズや自転車をモニターへ貸与し、Bluetooth受信機の設置された電柱付近を通過する際に、通過時刻や歩数に関するデータを取得し、居場所履歴による見守りや運動促進を支援する。

なお、今回の実証では、バスの挙動情報や運転者、モニターへのアンケート等も活用することで、実証の有効性を確認する。関西送配電を含む12社は、引き続き安全運転の支援や見守り支援、さらには将来のより良い社会の実現を目指した技術検証に取り組み、社会の幅広い課題解決に貢献すると述べている。

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