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パナソニック オートモーティブシステムズ設立 社会課題解決を目指す

2022/4/8(金)

パナソニック オートモーティブシステムズが
取り組む領域
(イメージ)

パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(旧社名 パナソニック株式会社 オートモーティブ社 以下、パナソニック オートモーティブシステムズ)は、パナソニックグループの持株会社制移行に伴う会社分割により、新会社として、事業を開始した。4月1日付のプレスリリースで明かしている。

パナソニック オートモーティブシステムズは、ミッションとして一人ひとりのより良いくらしの実現のため、持続可能なモビリティ社会を創造することを掲げている。

また、同社の掲げるビジョンは、愛を持って人に寄り添い、卓越した技術と知恵で新たなユーザー価値を創造し、より快適で安心安全な移動空間の実現により、人に幸せをもたらし続ける最高のチーム、最高のパートナーになることだ。スローガンとしては、Heartmotive ~こころ動かす出会いを創り続ける~を掲げている。

同社は、持続可能なモビリティ社会について、あらゆる移動に伴う社会課題が解決され、一人ひとりのくらしにこころ動かす出会いがあり続ける社会と説明している。社会課題の例として、環境問題、渋滞、交通事故、移動手段の確保が難しいことなどを挙げた。

具体的な方針としては、コックピット統合ソリューションとEVソリューションを提示している。コックピット統合ソリューションでは、CDC(Cockpit Domain Controller)を核に、システムとデバイスの両輪で、先進コックピットのUX価値を創出する。EVソリューションでは、パワーエレクトロニクス技術、軽量化・電費改善を実現するデバイスで、EVの普及に貢献するという。

さらに、同社は、コックピット領域では、同社らしい新たなUX価値の提案・商品化を進める。また、モビリティ社会の変革を目指した新たなサービス事業を創出する予定だ。

なお、同社は、再生可能エネルギーの利活用、再生可能エネルギー100%由来の電力による運営を実現し、自社のCO2排出量の実質ゼロ化達成を目指す。そして、今後も、自社のCO2排出量削減やユーザーのCO2削減に貢献するソリューションの提供等を通して、事業の競争力を高めるとともに、地球環境への貢献を果たすと述べている。

(出典:パナソニック株式会社 Webサイトより)

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