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【日本初】パナソニック、届出制による自動配送ロボットの運用開始

2023/8/3(木)

パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)は8月1日、神奈川県藤沢市のFujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、Fujisawa SST)で自動配送ロボット(遠隔操作型小型車)の運用を7月31日から開始したと発表。東京都千代田区丸の内(以下、丸の内)でも、8月1日から自動配送ロボットを用いた実証サービスの提供を開始するという。
今回の取り組みは、遠隔操作型小型車における届出制において、日本で初めて届出が受付されて実施する。(2023年8月1日 パナソニックHD調べ)さらに、東京都千代田区丸の内での届出も受付されている。

また、同社は、これまでFujisawa SSTや丸の内仲通りでロボット配送のさまざまな実証実験を実施している。これらの成果の一部は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の結果得られたものだ。今回のFujisawa SSTでの運用では、これまで提供してきたロボット配送サービスをベースに周辺地域の食材や食品などを家庭に届けるという。



一方、丸の内での実証は、丸の内仲通りで開催される社会実験「Marunouchi Street Park 2023 Summer」で、一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会と共同で実施する。8月9日~9月21日にサービス提供を予定しており、9月からはロボットを2台同時に運行してサービスを提供する。
なお、パナソニックHDでは、ラストワンマイル配送に留まらず、さまざまな業務において、暮らしを便利にするサービスの提供と、労働力不足や労働環境の改善に貢献していくと述べている。

遠隔操作型小型車
標識の掲示


(出典:パナソニックHD Webサイトより)

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