タイムズモビリティ・東武鉄道連携、PASMO利用でタイムズカー料金優待
2021/7/21(水)
タイムズモビリティ株式会社(以下、タイムズモビリティ)と東武鉄道株式会社(以下、東武鉄道)は、「交通系ICレール&カーシェア」を開始する。パーク24株式会社が、7月20日付のプレスリリースで明かしている。
「交通系ICレール&カーシェア」は、鉄道とカーシェアリングを組み合わせた移動手段だ。「PASMO」を利用して東武鉄道の対象駅まで乗車し、指定のカーシェアリングステーションで「タイムズカー」を利用する。このときの「タイムズカー」の利用料金が優待される。竹ノ塚駅をはじめ5駅で開始する。
タイムズモビリティは、駅からの二次交通としてのカーシェアリングサービスの拡大に取り組んでいる。これまでにも駅や空港などの交通結節点となる場所への車両配備を積極的に進めてきた。東武鉄道との連携により、駅近くのカーシェアリングステーションが今後さらに拡大していく。さらに、オトク・ベンリな今回のサービスの提供により、利用者の利便性向上につながるものと考えている。
また、東武鉄道は、駅を中心に時代やニーズに応じた生活サービス支援事業を展開している。今回のサービスが東武沿線における利便性向上に寄与するものと考えている。
なお、両社は今後、東武鉄道が沿線に保有する駐車場へ「タイムズカー」車両の配備を積極的に進めるという。さらに、沿線居住者の利便性向上や沿線における移動がより便利になるよう今回のサービスの拡充を図ると述べている。