PEWら、「everiwa Charger Share」開始へ
2022/10/27(木)
パナソニック株式会社エレクトリックワークス社(以下、PEW)は、EVチャージャーのシェアリングサービス「everiwa Charger Share」(エブリワ.チャージャー.シェア)を11月29日から開始する。10月24日付のプレスリリースで明かした。
EV普及によるカーボンニュートラル推進を目指す上で、基礎充電インフラの整備がボトルネックになっている。同サービスでは、EVチャージャーを設置する「ホスト」とEVユーザーをつなぐシェアリングプラットフォームを提供する。また、同サービスでは、株式会社みずほ銀行(以下、みずほ銀行)と共同開発した「everiwa wallet」を決済システムとして利用している。さらに、損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)と共同開発したシェアリング保険を取り入れたことで、手軽で安心・安全なシェアリングサービスを実現した。
PEWは、業種や領域を越えた共創を通じて、同サービスの発展・普及と、カーボンニュートラル実現に向けたさらなる価値創造を目指し、新たなコミュニティ「everiwa」を設立した。みずほ銀行、損保ジャパン、NPO法人NELIS(ネリス)は、コミュニティの設立メンバーとして、「everiwa」に参画する。PEWは今後、同コミュニティのビジョン実現に向けて、さらに多くの企業・団体との共創を進め、新たな価値の創造に挑戦する予定だ。
なお、PEWは、「豊かな地球を守り、次の世代のくらしの豊かさをつむぐ」をビジョンに掲げ、さまざまな産業を担う企業・団体と共創しながら、新たな価値の創造を目指す。そして、あらゆる企業・地域・生活者の想いとエネルギーをつなぎ、社会を動かす力に変えることで社会や地域経済の発展に貢献するという。くわえて、企業は「競争」から「共創」へ、人々は「所有」から「共有」へ、新たな価値を生み出し、カーボンニュートラルの実現に向けて誰もが協働できる関係づくりを目指すと述べている。