パイオニア、モビリティコンシューマーカンパニー等新設で組織変更
2023/1/17(火)
パイオニア株式会社は、1月1日付でモビリティコンシューマーカンパニーとカスタマーファースト推進本部を新設し、組織変更を行った。1月5日付のプレスリリースで明かしている。
モビリティコンシューマーカンパニーでは、事業部やグループ会社ごとに分散していたリソースを集約させる。そして、同社の持つグローバルなブランドと販路を活用してコンシューマー向けビジネスの拡大を目指すという。具体的には、市販事業部とパイオニア販売株式会社を同カンパニー傘下に設置する。市販事業部は、これまでモビリティプロダクトカンパニー傘下にあり、市販商品の企画・開発を担っていた部署だ。また、パイオニア販売株式会社は、新たなビジネスモデルの企画・開発を推進するNP事業本部、販売を担当していた。モビリティコンシューマーカンパニーCEOには、代表取締役 兼 社長執行役員 矢原 史朗が同日付で兼任する。
さらに、同社は、革新的な新商品・サービスを開発する組織として、Innovation and New Product Development(INPDグループ)をカンパニー傘下に新設した。くわえて、Siva Subramanian氏をINPDグループのChief Innovation Officerとして招へいし、コンシューマー向けビジネスの開発・成長スピードを加速させていくという。
ほかにも、同社は、品質保証本部の名称をカスタマーファースト推進本部に変更している。なお、同社は、2025年に向けた企業ビジョン“未来の移動体験を創ります-Creating the Future of Mobility Experiences”の下、ソリューションサービス企業への変革をさらに加速させていくと述べている。