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パイオニア、モビリティAI等を活用したDX支援サービス提供開始

2022/11/21(月)

パイオニア株式会社(以下、パイオニア)は、モビリティAIプラットフォーム“Piomatix”の新サービスとして、商用車の運行ルートの最適化により物流DXやタクシー配車DXを支援する「Piomatix LBS※ API」の提供を開始した。11月16日付のプレスリリースで明かしている。
※LBS:Location Based Serviceの略、位置情報を活用した情報サービスの総称(プレスリリースより)

輸配送分野は、ラストマイルデリバリーの需要拡大が続く中、人口減少などによるドライバーの人手不足という問題を抱えている。さらに、働き方改革関連法の「時間外労働の上限規制」が適用される“2024年問題”など、DXへの取り組みが急務となっている。また、日本政府が目指す「2050年カーボンニュートラル」の達成に向け、企業はCO2排出量削減をはじめとする気候変動対策とサステナビリティ情報の開示がこれまで以上に求められている。

同社は、長年にわたるカーナビゲーションシステムの開発において独自のルーティングテクノロジーを構築し、多数の特許出願を行っている。特に、経路探索に関する特許を現在80件以上を保有中だ。くわえて、道路環境(例:道路種別・交差・形状・幅員・信号の有無)や利用状況(例:渋滞・天候・時間帯)など、移動距離や所要時間に影響を及ぼす静的・動的な要因を考慮した最適ルートを算出する技術を保有している。

「Piomatix LBS API」は、パイオニアが保有する高度なルーティングテクノロジーや位置情報サービスをWeb-API経由で利用できるサービスだ。第一弾では、「ルート探索API」、「巡回最適化API」、「ルートマトリクスAPI」の3種類のAPIを提供開始する。

「ルート探索API」では、出発地から目的地までの最適なルートを算出することができる。「巡回最適化API」では、最大200地点までの最適な巡回順序を算出することが可能だ。「ルートマトリクスAPI」は、複数地点間の運行距離や所要時間を高精度に算出できるAPIだ。これらのAPIにより、トラックやタクシーなどの実用的な運行計画を立案することができる。これにより、定時運行や輸配送品質の大幅な向上が期待できる。

また、同社は、これらのAPIに対応した「プロフェッショナルサービス」(オプション)を提供している。同サービスを活用することで、これまでのルーティングAPIサービスでは対応できなかった、業種/業態特有の制約事項まで考慮したカスタムルート設計もスピーディーに構築できる。

なお、同社は、宅配、フードデリバリー、タクシー配車、訪問送迎サービスなど、正確な所要時間や移動効率が求められる業態などへ「Piomatix LBS API」の導入を推進する。そして、ヒト・モノの移動に関わるモビリティ領域における運行業務の効率化やサービス品質向上を支援していくという。

くわえて、同社は、カーボンニュートラルに向けた省エネ対策を支援するクラウドプラットフォーム“Piomatix for Green”の「CO2排出量可視化・削減ソリューション」や「EV車両向けソリューション」により、輸配送分野のCO2排出削減に貢献するAPIサービスの拡張も合わせて強化していくと述べている。

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