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KDDIら、人流ビッグデータを活用した実証に係る事業連携協定締結

2022/11/21(月)

GEOTRAによる
人流分析イメージ
(富田林市への流入)

大阪府富田林市(以下、富田林市)、KDDI株式会社(以下、KDDI)、株式会社GEOTRA(以下、GEOTRA)は、人流ビッグデータを活用した移動動態分析実証実験に係る事業連携協定を11月1日に締結した。11月17日付のプレスリリースで明かしている。
GEOTRAは、三井物産株式会社とKDDIが6月9日に設立した企業だ。人の流れを中心とした地理空間上の情報をAI分析・可視化ができるデータプラットフォームを提供している。


富田林市は、江戸時代から400年続く歴史のある寺内町などの観光資源を有する街で、2020年から5カ年計画の観光ビジョンを掲げている。しかし、新型コロナウイルス感染症の広がりによる観光客の減少・外出自粛などの影響で、旅行回数の減少や近場への旅行が増加している。

このため、2020年に策定した観光ビジョンは、現状に即した変更が必要だった。しかし、観光客の行動変容を示す具体的根拠や変更すべきポイントの明確化が困難であったため、有効な検証を進めることができずにいた。

同協定は、大阪府や府内43市町村、企業、大学、シビックテックなどで設立した「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」の取り組みの一環だ。富田林市の人流分析・未来予測により、地域住民と観光客との最適な交流を生む、生活一体型の観光地を目指す。

3者は、今後2022年度中に富田林寺内町における移動人口動態の可視化を進め、2023年度以降にその結果に基づいた効果的な観光施策の検証、実施を行う。さらに、2025年大阪・関西万博に向け、大阪府内への展開を検討していく予定だ。

なお、3者は、同協定を通じて、富田林市の人流分析・未来予測により、地域住民と観光客との最適な交流を生む、生活一体型の観光地を目指し、富田林市の未来のまちづくりに貢献すると述べている。

■大阪スマートシティパートナーズフォーラム事務局長(大阪府スマートシティ戦略部戦略推進室地域戦略推進課長)山縣敦子氏のコメント
「大阪府内にある多くの観光資源をうまく活用できていないという課題などを解決するため、富田林市で人流データの利活用による取り組みを推進し、観光施策の一助になれば幸いです。2025年大阪・関西万博の開催を控えるなか、地域の魅力の創造・発信を推進していくため、府内市町村で本取り組みの横展開が図られることを期待しています。」

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