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パイオニアとコンチネンタル、コックピット開発で協業 アジア市場をターゲットに

2020/5/27(水)

統合コックピットのイメージ

統合コックピットのイメージ

パイオニア株式会社とコンチネンタル(本社:ドイツ)の両社は5月26日、インフォテイメントシステムの開発でパートナーシップの提携を発表した。主にアジア市場向けに統合コックピットの開発・提供を目指す。
※インフォテイメントシステム:インフォメーション(情報)とエンターテイメント(娯楽)を組み合わせた造語。例えばコックピットシステムやカーナビディスプレイにインターネット機能や音楽・映像コンテンツ、各種アプリサービスを加えるなどして、情報と娯楽の提供を両立させるシステム。IVI(In Vehicle Infortainment)と表記することも。

パートナーシップには、(1)アジア市場を共通のターゲットに据えた統合コックピット開発の協業のほか、(2)パイオニアからコンチネンタルへ、マルチメディアやナビゲーションのアプリを始めとするインフォテインメントソリューションの提供、(3)次世代コックピットのプラットフォームにはコンチネンタルの「コックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータ」を採用することが盛り込まれた。

今回の協業によって、パイオニアのインフォテインメントソリューションが、コンチネンタルの車両向けコックピット・ハイパフォーマンス・コンピュータに統合されることになる。

両社の発表によると、この統合によって車両アーキテクチャの集約とコックピットの機能拡大によるソフトウェアの複雑化に対応できるという。また、車両メーカーはインフォテインメントの幅広いソフトウェアパッケージを活用したコックピットシステムを柔軟に開発できるようになるとしている。
コックピットHPCのイメージ

コックピットHPCのイメージ


■パイオニア モビリティプロダクトカンパニー 髙島直人氏のコメント
「コンチネンタルは集合計器と車両安全システムに関する優れた知見を持っており、当社は、OEMとアフターマーケットの両方で40年以上に渡るグローバルでのマーケティング経験を通じて得られたカーエンタテインメントの知見を持っています。両社の知見は、ますます高機能化が進む中、安全で直感的な操作が可能な次世代HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)の提供において欠かすことができません。両社は、究極のユーザーエクスペリエンスを提供することを目的として、互いの知見を持ち寄り、コンセプト実証を通じて新しいアイディアを生み出し、具現化する取り組みを始めています。」

■コンチネンタル HMIビジネスユニット フランク・ラーベ博士(Dr. Frank Rabe)のコメント
「ユーザーエクスペリエンスは、車両の知覚領域の開発において、ますます重要な役割を果たしています。特に、操作の安全性、快適なデザイン、高機能性が最も重要です。当社のコックピットHPCは、さまざまなソースからのサブドメイン全体のシームレスな統合などを含む要件を完全に満たしています。パイオニアは、当社の完璧で最適な協業パートナーであると考えています。」

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