PKSHA、自動運転トラックのロボトラックに出資 レベル4実現と物流革命を後押し
2025/9/29(月)
AI・ソフトウェア領域に特化したベンチャーキャピタルのPKSHAアルゴリズムファンドは、自動運転トラックを開発するロボトラックへの出資を発表した。PKSHAグループが持つAI技術や学術的な知見も活用し、ロボトラックが目指すレベル4自動運転トラックの社会実装と、それによる物流革命の実現を支援する。
ロボトラックは「自動運転で物流革命を起こす」をミッションに掲げ、AIを搭載したレベル4自動運転トラックの社会実装を目指すテクノロジーカンパニーである。特に、大型車特有の車両制御といった課題解決に強みを持つ。今回の資金調達により、研究開発体制を一層強化し、実証実験を加速させる計画だ。
出資を決定したPKSHAアルゴリズムファンドは、単なる資金提供に留まらず、同社が持つAIとソフトウェア領域の豊富な知見や実績を活かしてロボトラックの成長を全面的にサポートする。さらに、グループ企業であるPKSHA Technologyや、AI研究のトップランナーである松尾研究所とも連携。最新の学術的知見を提供することで、ロボトラックの技術革新と事業拡大を後押ししていく。
物流業界では、さまざまな課題を抱えており、自動運転技術による解決が強く期待されている。今回の出資と協業は、最先端のAIソフトウェア技術と、大型トラックというハードウェア技術の融合により、日本の物流が抱える課題解決に向けた大きな一歩となる可能性がある。