PTV社、トヨタテクニカルディベロップメントとパートナー契約
2025/4/3(木)
株式会社PTV グループジャパン(以下、PTV)は4月2日、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(以下、TTDC)とのパートナー契約を2024年10月28日に締結した。これにより、ミクロ交通シミュレーターPTV Vissim/ViswalkとデジタルツインプラットフォームDiIMoの連携ソリューションをTTDCのデジタル開発センターに展示するという。
TTDCのデジタル開発センター「DOJO」は、シミュレーションツールを統合し、必要な機器を導入し、開発プロセスにシームレスに組み込むことで、モビリティ技術のための迅速な制御開発をサポートする。道場で展示された主要なシミュレーションツールの1つが、実際の環境データと歩行者と車両の相互作用モデルを使用して、人間の行動、予測、仮想体験をシミュレートするデジタルツインプラットフォームであるDiIMo(Digital Inclusive Mobility)だ。
DiIMoは、インタラクティブなマルチシミュレータであり、同じ仮想空間内で歩行者やドライバーなど異なる役割を体験することができる。名古屋市や豊田市など、現実の街並みを再現したダイナミックな交通環境の中で、複数のユーザーが対話することが可能だ。同システムは、運転と歩行の特性を測定し、より人間中心のモビリティ・ソリューションの開発に利用できるデータを収集している。
さらに、ミクロシミュレーションツールPTV Vissimと歩行者シミュレーションツールPTV Viswalkを
DiIMoに統合した。これにより、ユーザーは交通行動モデルに基づく交通参加者が配置された非常にリアルな交通環境と対話することができる。交通パラメータを変更することで、ユーザーや運転システムは、スムーズな交通の流れから渋滞まで、多様な交通状況での運転や歩行を体験し、任意の運転戦略を評価することが可能だ。人間中心のDiIMoと交通中心のPTV Vissimの融合により、人間の行動評価だけでなく交通計画の評価も可能になるという。

DiIMoと
PTV Vissim/Viswalkの連携