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楽天ら、公道を使った自動配送ロボットによるスーパー商品配送サービス提供

2021/3/11(木)

楽天は8日、西友、横須賀市と協力し、同市内の馬堀海岸地域にある「西友馬堀店」で取り扱う商品を自動配送ロボット(UGV:Unmanned Ground Vehicle)が配送するサービスを、23日から4月22日まで提供すると発表した。自動配送ロボットが公道を走行してスーパーの商品を地域住民に配送するのは、国内初だ。
楽天、西友、および横須賀市は、横須賀市が推進するスマートモビリティを活用した新規ビジネス創出や社会的課題解決を目指す「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ」の一環として、自動配送ロボットやドローンを活用した一般利用者向け配送サービスを2019年に期間限定で提供した。

また楽天と横須賀市は、2020年11月に包括連携協定を締結し、2020年12月に公道走行実証実験を行った。今回のサービス提供は、この実証実験を経て実現している。


今回のサービスは、23日から4月22日までの火曜日・木曜日の計10日間に横須賀市馬堀海岸の住宅地を対象として行う。スマートフォン向けの専用注文サイトから配送先住所と配達時間帯を指定して注文、あるいはサービスカウンターに持ち込んで配送を依頼する。その後は低速・小型の自動配送ロボットが、手数料無料で同地域の住宅地に配送するという仕組みだ。

依頼人の自宅の前に到着した自動配送ロボットは、自動音声による電話で到着を伝える。商品は、自動配送ロボット側面の操作パネルに暗証番号を入力することで受け取り可能だ。自動配送ロボットの走行中は、同地域から約5km離れた「横須賀リサーチパーク」より遠隔監視を行う。

なお3者は、自動配送ロボットなどの新たなテクノロジーによるイノベーションとDXを加速させ、スマートモビリティを活用した地域課題の解決を推進すると述べている。

(出典:楽天 Webサイトより)

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