ニュース

REXEV、EVを活用した開発等支援プラットフォームの展開本格化

2025/9/22(月)

REXEV社は9月18日、EVを活用した新たなサービスや事業開発を支援する統合プラットフォーム「eモビリティマネジメントプラットフォーム(eMMP)」の外部展開を本格化すると発表した。

eMMPは、EVを活用した新たなエネルギー・モビリティサービスの開発や実証を支援するために開発された、REXEV独自の統合プラットフォームだ。充電制御や車両管理などの機能をAPIで柔軟に統合できるシステム基盤であり、充電制御、運行・車両管理、電力市場や外部デバイスとのデータ連携など必要な要素をAPIでモジュール化し、事業者が目的やフェーズに応じて段階的に活用可能だ。

eMMPの特長は、「API連携(システム連携)機能」、「充電制御(エネルギーマネジメント)機能」、「車両管理(フリート・マネジメント)機能」だ。「API連携(システム連携)機能」では、開発中のダッシュボードや業務アプリ、外部システムとの統合を想定したREST APIを提供する。これにより、機能単位で必要なAPIを選び、PoC(プルーフ・オブ・コンセプト、概念実証)から本格展開まで段階的な開発ができる。

また、充電制御(エネルギーマネジメント)機能では、電力価格や再生可能エネルギーの出力、車両の利用予定などと連動した高度な充放電制御をAPIで提供することで、ローカルEMS(エネルギーマネジメントシステム)やVPP実証との連携など、EVを電力リソースとして活用するための実装を短期間で構築できる。

そして、車両管理(フリート・マネジメント)機能では、車両の位置・SOC(State Of Charge、充電残容量)・稼働予定・予約などをリアルタイムで取得・管理できるインターフェースを提供。複数拠点のEVの可視化や、業務システムとの統合による運用最適化も容易に実現可能とのことだ。

get_the_ID : 247620
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

ページ上部へ戻る