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REXEVとコスモ石油マーケティングが業務提携 EV活用のサービス提供

2021/12/1(水)

株式会社REXEV(以下、REXEV)は、コスモ石油マーケティング株式会社(以下、コスモ石油マーケティング)と業務提携契約を締結した。11月30日付のプレスリリースで明かしている。目的は、EVを最大限に活用した、利便性・経済性の高い脱炭素支援サービスの提供だ。
REXEVは、「全ての人が限界費用ゼロで移動できる持続可能な社会インフラの実現」をビジョンに掲げている。目標は、「再エネを利⽤したe-モビリティの普及」「⾃動運転技術を利⽤したe-モビリティによる新しい移動サービスの創造と普及」「地域資源を⽣かした移動サービスプラットフォームの提供による地域循環共⽣社会の構築」だ。

REXEVは、EVの車両管理・電力マネジメント・カーシェアシステムを統合したeモビリティマネジメントプラットフォーム(商品名、eMMP)を開発している。同プラットフォームは、移動とエネルギー・マネジメント両方の最適化を考えた国内初の統合型プラットフォームだ。通常の車両管理やカーシェアに必要な機能に加え、車両ごとのスマートな充放電管理、再エネを優先した充電制御、さまざまな条件でのEVからの給電制御ができる。

コスモエネルギーグループは、風力発電事業を中心とした再生可能エネルギー事業の強化をはじめ、脱炭素社会の到来を見据えた取り組みを進めている。電力小売事業を通じて家庭やオフィス・工場、自治体施設、系列サービスステーション等へ、グループの風力発電由来の実質再エネ電力を販売。さらに、従来取り組んできたカーリース事業にEVを積極的に取り入れ、より気軽にできるEVカーシェアの提供も推進している。

また、2021年9月に「コスモ・ゼロカボソリューション」の販売を開始した。法人や自治体に再エネとEVの導入、それによる脱炭素化をワンストップで支援する取り組みを推進している。

両社は、同提携により、脱炭素化に向け取り組む法人・自治体に、利便性・経済性の高い再エネとEVの導入/利用機会を提供する。REXEVのeMMP等のアセットとコスモ石油マーケティングの車両調達・メンテナンスのスキームやカーシェア事業の運営体制等のアセットとを掛け合わせ、コスモ・ゼロカボソリューションの付加価値をさらに高めて提供。EVに風力由来の夜間の余剰電力を蓄電するなど、EVを夜間の調整力として活用する取り組みも検討するという。

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