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アプリでEVカーシェアリング予約可能に eemo・EMot連携

2021/3/29(月)

REXEVは24日、電気自動車カーシェアリング 「eemo」と小田急電鉄の運営するMaaSプラットフォーム 「EMot」が3月より連携を開始すると発表した。「EMot」のトップ画面で沿線の「eemoステーション」のアイコンを表示し、「eemoアプリ」を使ったEVカーシェアリングの予約が可能となる。
「eemo」は小田原、箱根エリアを中心としたEV特化のカーシェアリングサービスで、2020年6月よりサービスを提供している。EVを単なる環境に良い移動手段としてだけではなく、地域内の再生可能エネルギーや、災害時の非常用電源の代用としても活用し、現在、29ステーション、EV50台を展開している。

MaaSアプリ「EMot」は、小田急電鉄が開発するオープンな共通データ基盤「MaaS Japan」を活用したMaaSアプリだ。複合経路検索サービスや電子チケットの発行などで、ユーザーに利便性と新たな体験価値を提供している。
将来的には、eモビリティへシフトした地域交通サービスとeMMP(eモビリティマネジメントプラットフォーム)を連携させる予定だ。地域内のeモビリティの効率的に利用し、エネルギーマネジメントを行うことで、地域マイクログリッドの構築や地域のレジリエンス強化などを進めるという。

なおREXEVは、小田急電鉄とのMaaS連携を通じて「eemo」の利便性を高め、小田原を中心にEVと地域の再エネを組み合わせた脱炭素移動サービスの普及を進めると述べている。また、地元観光とEV利用を組み合わせたエコツーリズムの提供や地域交通と組み合わせたお得なチケットなど、さらなる連携強化について協議を進めるとも語っている。


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