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S.RIDE、海外配車アプリとサービス接続へ インバウンド需要に対応

2025/11/28(金)

システム連携イメージ

S.RIDE社は11月27日、拡大するインバウンド需要に対応し、訪日外国人の移動の利便性を高めるため、海外の配車アプリと同社提供アプリ「S.RIDE」を連携させる新サービスのリリースを発表した。2026年春より、準備が整った海外配車アプリとのサービス接続を順次開始するという。
同サービスでは、海外配車アプリから送られた配車リクエストをS.RIDEのシステムに連携し、提携タクシーへ配信する。これにより、訪日外国人は、普段使用している海外配車アプリの操作だけでS.RIDE提携タクシーを手配でき、言語や決済仕様の違いによる負担を軽減できる。

また、同サービスの特長は、導入時の現場負担が少なく、特別な機器の新規設置や大規模なシステム改修は不要で、タクシー事業者はS.RIDEとの契約のみで海外配車アプリからのリクエストを受け付けられることだ。これにより、タクシードライバーは、通常のS.RIDE配車と同様に海外配車アプリからの注文を受けることができるとのことだ。

なお、S.RIDE社は、2026年春の稼働開始後、アジア、北米、欧州など、複数地域のプラットフォームとの接続を段階的に拡大していく。そして、将来的には、S.RIDEユーザーが海外渡航時にも現地タクシーを利用できるような国際的な相互連携の可能性についても検討を進めていくと述べている。

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