「バーチャルタクシースポット」とは、「S.RIDE」アプリ内の地図上に、空車で走っているタクシーが捕まりやすい場所を表示する機能だ。初めて訪れた場所や、タクシーがいるかどうか分からない場合、配車をした方が良いのか迷う場合など、「どこでタクシーを待てば良いか」の目安として利用できる。

また、同機能は、AI技術を活用してS.RIDEが独自に開発したものだ。時間や天気、交通状況などさまざまな条件に応じて、およそ10分以内の間隔で「S.RIDE」対応タクシーが通過する可能性のあるスポットを表示する。表示スポット数は、東京23区・武蔵野市・三鷹市で約2000カ所※だ。
また、同機能では、ガードレールの切れ目などタクシーに乗りやすい場所をスポットとして選定している。ほかにも、道幅の広い場所では道のどちら側で待つとタクシーが捕まりやすいかも考慮した場所を表示する。さらに、S.RIDEプレミアムユーザー向けには、「S.RIDE」対応タクシーが通過する時間の間隔を4段階の異なるアイコンで表示し、「捕まりやすさ」のレベルまでも地図上で確認できる。

なお、S.RIDEは、「S.RIDE」でタクシーに乗車されるユーザーに喜んで利用してもらえる利便性と付加価値の高い機能・サービスの提供に取り組んでいくという。そして、タクシーを起点とした人々の移動に伴う体験価値の向上と豊かな社会につながるモビリティサービスを追求し、モビリティ産業への貢献を目指すと述べている。