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東京都推進事業として5G活用の街中実装・事業化スタートアップ4社採択

2022/2/7(月)

株式会社サムライインキュベート(以下、サムライインキュベート)は、アクセラレータープログラム「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」にて、採択スタートアップ4社を決定した。2月4日付のプレスリリースで明かしている。
東京都は、日本の国際競争力向上に大きな役割を果たす首都東京の「東京版Society 5.0『スマート東京』」の実現に向け、「5G技術活用型開発等促進事業」を推進している。サムライインキュベートは、2021年8月より同事業のスタートアップを支援する開発プロモーターとして採択されている。さらに、最長3カ年度の長期伴走支援で5Gイノベーションの街中実装・事業化を推進するアクセラレータープログラム「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」を実施中だ。同プログラムでは、5Gイノベーションの社会実装を通じて人々の生活をより豊かにアップデートすることを目的としている。

採択された企業は、Yper株式会社(以下、Yper)、サイトセンシング株式会社(以下、サイトセンシング)、株式会社シナスタジア(以下、シナスタジア)、株式会社Placy(以下、Placy)だ。Yperは、同社が開発した自動配送ロボットLOMBYを活用し、効率的なラストマイル配送サービスの事業化を目指している。株式会社ジェイアール東日本都市開発、東京都立大学、三菱地所株式会社と協力して実施する。
サイトセンシングは、災害時に自律航行ドローンを活用し、リアルタイムな被災状況把握サービスを目指している。このサービスを活用することで、警察・消防・インフラ企業等の迅速な減災初期対応に役立たせることができる。東京都立大学と協力して実施する。

シナスタジアが目指しているものは、XR技術を用いた観光における移動中の顧客体験価値の向上だ。モビリティの移動情報と周囲の景色を連動させた没入感のあるXR体験を実現する。京浜急行電鉄株式会社と協力し、屋根がなく開放的な空間を提供する2階建てバス「KEIKYU OPEN TOP BUS横浜」で実証を行う予定だ。

Placyは、リアルワールド・メタバース関連で、2つのプロジェクトを目指している。1つ目は、メタバース上にてオフィスに集まる価値の創出を目指すというものだ。清水建設株式会社と協力して実施する。2つ目は、出逢い・交流をメタバース上でデザインし、リアルな街の魅力向上を図る。三菱地所株式会社と協力し、大丸有エリアでのサービス実装を目指すという。

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