ニュース

日産ら、デバイスレス型車両管理の実証実施 API経由でデータ取得

2025/11/21(金)

セイコーソリューションズは11月20日、日産自動車と共同で、日産自動車が提供する法人向け車両データ連携サービス「Nissan Biz Connect API」のさらなる利活用に向け、後付けで車載デバイスを搭載せずに車両情報を取得・管理できる新しい車両管理システムの実証実験実施を発表した。

同実証実験の目的は、日産自動車の提供する「Nissan Biz Connect API」経由で、走行距離・位置情報・EVバッテリー残量などの車両データを取得し「デバイスレス型車両管理システム」を構築し、その有効性を検証することだ。

取得した車両データは、IoTローコードノーコードプラットフォーム「Contineo(コンティネオ)」上で開発したシステムにより車両情報や走行履歴をリアルタイムに可視化し、車両管理者が利用するシステムとしての実用性についても検証する。この取組みにより、フリート管理の効率化とスケーラビリティの向上を両立する、新しい車両管理システムの有効性を実証している。

なお、セイコーソリューションズは、今回の実証で得られた知見をもとに、テレマティクスサービスの新たな可能性を追求し、企業や社会のニーズに応えるより効率的で使いやすいモビリティソリューションの提供を進めていく。そして、「Mobility+(モビリティプラス)」や 「Drive Cloud+(ドライブクラウドプラス)」、特定顧客向けテレマティクスサービスへの展開など、今後も、データ活用、生成AIとクラウド技術を軸に、安心・安全で持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していくと述べている。

get_the_ID : 249558
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

自動運転特集

ページ上部へ戻る