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サイオステクノロジー、HERE Technologiesと協業

2020/12/23(水)

画像:Adobe Stockより

ソフトウェアの開発・販売などを行うサイオスは18日、事業会社であるサイオステクノロジーと、デジタル地図情報のHERE Technologies(以下、HERE)がパートナーシップ契約を締結すると発表した。

HEREはオランダ・アムステルダムに本社を置く企業。地図のデジタル化と車載ナビゲーションの先駆者になるという当初の目標を越え、現在は車両の枠にとどまらないさまざまなアプリケーション・業界がHEREのサービスを使用している。

今回の協業の目的は、日本国内におけるモビリティサービス支援ソリューションの強化だ。サイオステクノロジーは、HERE製品群を使用したサービスの開発支援やインテグレーションサービスの提供を開始する。

今回の協業の背景には、自律的なエコシステムの形成がある。最近の地図アプリケーションでは、位置情報以外にも近隣の飲食店情報や道路の混雑状況、公共交通機関の時刻表などのさまざまな情報を表示することができる。だが、このようなエコシステムを形成するためには、外部のパートナーにも開放し、全ての参加者が相互利益を得る関係となるような利活用が求められる。

サイオステクノロジーは、2017年からAPI基盤ソフトウェアの提供や基盤技術に関するコンサルティングサービスを展開している。今後はサイオステクノロジーが知見と技術力を生かした一気通貫のサポートを提供し、HERE製品群を容易かつ円滑に導入できるようにする。

なお、サイオステクノロジーの黒坂肇上席執行役員は、「今後は『解析・可視化する』『利活用する』『収益化する』ソリューション群を強化し、お客様のデジタルトランスフォーメーション推進を支援する」と述べている。

(出典:サイオス Webサイトより)

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