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SkyDriveとJAXA、騒音低減に向けた共同研究に関する契約締結

2023/9/7(木)

株式会社SkyDrive(以下、SkyDrive)は9月6日、「空飛ぶクルマ」の実用化に向けて、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)と騒音低減に向けた共同研究に関する契約締結を発表した。
空飛ぶクルマの実用化のためには、機体の安全性と環境に対する基準を満たし、機体の「耐空性」を証明する必要がある。現在開発を進めている機体では、騒音源となるロータ径や配置、システム構成等が従来の回転翼機とは異なる特徴を持つことが予想されている。そのため、空飛ぶクルマの騒音を推定し評価する技術の獲得が必須だという。

JAXAは、日本最大の航空機用風洞試験設備を保有し、従来から回転翼の音源探査の技術開発を進めて来た。今回の共同研究では、同技術を活用し、空飛ぶクルマの低騒音化に取り組むという。なお、SkyDriveは、今後、今回の共同研究の成果を元に、騒音源のロータやシステム開発をより一層推進していくと述べている。

■株式会社SkyDrive 最高技術責任者 岸信夫氏のコメント
今回、JAXA様と空飛ぶクルマの騒音低減に関わる共同研究を進める運びとなり、 さらなる技術開発につなげられる事を、非常にうれしく思っています。JAXA様の持つ従来技術の活用と本施設での共同研究により習得するデータが、今後空飛ぶクルマが、社会に求められる機体に近づくための大きな一歩となることを期待しています。

共同研究の役割分担

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