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東急バスら、空港連絡バスの一部路線でVisaのタッチ決済の実証開始

2023/2/21(火)

東急バス株式会社(以下、東急バス)らは、空港連絡バス(大崎駅・武蔵小山駅※・大井町駅・品川シーサイド駅-羽田空港線)において、3月1日からVisaタッチ決済の実証実験を開始する。2月20日付のプレスリリースで明かした。

※ 武蔵小山駅は3月1日から運行開始予定

同実証は、東急バス、株式会社東急トランセ(以下、東急トランセ)、三井住友カード株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、レシップ株式会社、QUADRAC株式会社(以下、QUADRAC)の6社で実施する。空港連絡バスは、東急トランセと京浜急行バス株式会社が運行しているバスだ。

同実証では、対象路線において、Visaのタッチ決済対応カード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォン等を乗車時に専用機器にかざすことで、運賃精算を行うことができる。対象路線以外では、Visaのタッチ決済を利用できない。3月1日から実施し、今後JCBや銀聯などの他のブランドにも対応予定だ。

また、同実証の目的は、増加傾向にある訪日外国人旅行者をはじめとした沿線への来街者が普段使い慣れているVisaカードで手軽に運賃決済できる環境を整備し、旅行者の利便性向上を図ることだ。さらに、QUADRACのQ-moveサイトにアクセスし、「マイページ」の会員登録手続きをすると、Visaのタッチ決済乗降履歴を確認することができる。

なお、7社は、今後実証実験の状況を評価しながら導入路線の拡大や、今回の決済スキームを利用した新たなサービスの実施についても検討していく予定だと述べている。

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