全固体電池を産業用ロボットに搭載 スバルら、大泉工場でテスト運用開始
2025/8/20(水)
スバルは8月18日、群馬製作所 大泉工場で、マクセル社のセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」を、同工場で使用する産業用ロボットおよびプログラマブルロジックコントローラー※1へ搭載し、8月からのテスト運用開始を発表した。
産業用ロボットは、メモリを保護するためのバックアップ用電源の多くに一次電池※2が搭載されている。通常、一次電池を使用する産業機器においては、1年~2年程度の期間で定期的な電池交換が必要となり、使用済み電池が産業廃棄物として排出されているという。
今回の取り組みでは、産業用ロボットに全固体電池を搭載することにより、10年以上、交換不要な長い電池寿命を生かして、産業廃棄物ならびに産業用ロボットのメンテナンス工数などの削減を推進する。なお、スバルは、今後も真のグローバル企業として持続的な成長を目指すと共に、愉しく持続可能な社会の実現に貢献していくと述べている。
※1 プログラムで定められた順序などに従って設備や機械の動きを制御する装置
※2 充電して繰り返し使用することが出来ない使い切りタイプの電池のこと(プレスリリースより)
※2 充電して繰り返し使用することが出来ない使い切りタイプの電池のこと(プレスリリースより)
(出典:スバル Webサイトより)